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Fuji Rock '08 - day 1 ②

マーキーに到着した時はもう6時になっていた。
無事Iちゃんと連絡が取れスムーズに合流できた。
場内はThe Vinesを早く早く!と待ち兼ねているオーディエンスの熱気と興奮で蒸せ返っていた。
私はジェイソンの報告、IちゃんからはKate NashとGossipの話を聞きながら待っていると、
登場を煽る手拍子が誰からともなく起こり始め一気にThe Vinesモードへ。
しばし待つとメンバー登場!!
どどどっと前方に人が流れ私たちの居たやや前方左サイドも少し空いた。
あの時の歓声は本当にものすごかった。
1曲目は"highly evolved"!!!! うっわーーーーーーーーこりゃたまらんわ。
たぶんだけど次は新譜から"get out"やった??もしかしたら違うかも。
順番めちゃくちゃだろうけど、新譜からをメインにしながら"outtathaway""ride"なんかの秒殺ソングをMCほとんどなしで畳み掛けるように演奏していく。
特に"outtathaway"はもうあのイントロのギターが最高に好きで、最も私がテンションあがった曲でした。
もー終始、盛り上がり方がハンパなかった。
私はラッキーにも横に居たから真ん中や前方の盛り上がりを見ることができたんだけど、
みんな1曲ごとに全力で合唱だしサビでは拳突き上げるし、どれだけヴァインズを待ち焦がれていたかを伝えようとしてるようにさえ見えた。
「クレイグは愛されてるなぁ」、って心底感じた。
そしてヴァインズのもう一つの大きな魅力、シンプルかつ美しいバラード・ソングもプレイされた。
私が覚えてるのは"mary jane"だけだけど、あと1,2曲やった気もする。
クレイグはしっかりと歌っていた。声も出ていた。演奏もしっかりしている。
暴言も吐かず悪態ついたりもしない。
それどころか「サンキュー」とジェスチャーを交え何度も口にし、とても落ち着いていた。
あのぶっ壊れてメンバーや周囲をハラハラさせていたクレイグはもういなかった。
ライブさえちゃんと真面目に取り組めば、The Vinesの音楽は本当に素晴らしいってこと証明した瞬間だった。
そしてみんなが待ち兼ねた"get free"!!!
イントロで「うおおおおおおお」とものすごい歓声が起こり、んで「I wanna get free!」の大合唱。ちょっと泣きそうだった。
最低最悪と叩かれた4年前の初来日。MROキャンセルのショックを乗り越え(その代わり一生の宝ものとの出会いがありましたが)大阪で私たちは観たのだけど、反論の余地なんてないほどほんまに最低だった。
ボロボロの演奏、まるでやる気のないクレイグの振舞いと歌、、エスカレートしていく暴言、それにブチ切れたファンが「お前らこそクソだ!」と言い返してクレさらに不機嫌になるし、もー悪いことしか覚えてない。
だけどそれでも"get free"のサビは大合唱だった。
なんとかクレイグにやる気を起こして欲しくて、日本のファンがどんだけあんたらを待ってたか応援してるかをわかって欲しくてみんな必死で歌った。
だけどあの時はそれも伝わらなった。
あんな悲しい大合唱は2度とごめんだとずっと思ってたけど、今回はあれとは全く逆の大合唱だった。バンドとファンが一体になった大合唱にぐっときてしまってもしょーがあるまい。
す、すいません(汗)。感傷的になりすぎで・・・。
ラストは今も定番なのかな?"fuck the world"
自分を取り巻く状況の激変についていけず「こんなクソな世界なんてなくなっちまえ!」って
歌っていたこの曲だけど、今は「こんな汚い世界だけど真っ向から向き合うぜ!」って音楽を続ける決意表明してるかのようにとても力強く聴こえた。
そしてしつこいけど、大合唱のファンからクレイグへの愛を感じずにはいられなかった。
1時間弱のライブはあっという間に終わった。
最後クレは両手を前で合せて何度もお辞儀をしてステージを後にした。
クレイグは本当に大人になったんだなぁ、乗り越えたんやなぁって赤の他人なのに思ってしまった。
そして辛抱強く我慢して(ほんまにすごい忍耐力やと思う)彼を支えてきたメンバーが
いたからこそ、The Vinesは苗場と日本にリベンジできた!
今度はクアトロで真のリベンジしてくれよー!待ってるよ!!

Iちゃんと感無量・・・・でマーキーを出てSちゃんyちゃんと会うことができて、
「よかったよねーーーーー」と感動を分かち合う。
そして苗プリのリストバンドと鍵を受け取り、私とIちゃんは一旦部屋へ荷物を運ぶ。
しばし休憩して、再度会場へ!
お次はいよいよ、My Bloody Valentineです!!!!
轟音、シューゲの元祖。フォロアー達もいろいろいましたが、17年経ってもやはり別格。
ドキドキしながらグリーンへと向かった。下がコンクリートの左スクリーン辺りに待機。
場内の異様な興奮をよそに、さらっと登場!
ビリンダ姫の「コニチワ」と超かわいいご挨拶に大歓声!
いきなし爆音から始まる!す、すすごい!!!!これがマイブラ!!
てかケヴィン痩せたねー(驚)。「恋煩いで痩せて失恋で髪切った」と勝手に推測。
そんなことはどーでもよくって、淡々と演奏してますがすんごい音。
一体何台アンプあったんでしょうか?
後ろのスクリーンには森?の中を走り抜けてるようなスピード感溢れる映像や、『ラヴレス』のジャケを彷彿させるピンクがぐるぐる渦巻いてるっぽい映像が流れていて、曲とばっちりハマっていてすごかった。なにが、とかもう言い表せない。とにかくマイブラなんですよ。
ただ爆音を鳴らして弾きまくってるわけじゃなくって、甘美なメロディがあってこそマイブラ。
マイブラが17年経っても唯一無二なのは轟音とメロの両方のバランス、そしてビリンダのささやきボイスにみな魅了されてるからだと思う。あ、ケヴィンのぶっきらぼうボーカルも。
それにしても音の激しさとメンバーの冷静さの対極さったら。
ビリンダはミニスカにブーツととてもガーリーな装いでかわいかったけど、ケヴィンw
相変わらずリラックスした休日のお父さんファッション。
まぁそれが素敵だし個人的にダサめファッション萌えなんで大OKですが。
きっともうみなさん、ご存じかと思いますが圧巻だったラスト"you made me realize"
過去にもダイナソーやギャング・オブ・フォー、ソニック・ユースetc...と数多くのイキ抜けたギターノイズを見せてくれた人達は多いと思いますが、フジロックの歴史に残るんではないでしょうか?あの演奏。
延々と続く爆音。ベースとドラムはトレーニングのごとくひたすら同じ音同じ動き。
ギター2人はただただギター弾いてる。抑揚やメロディの変化一切なし。ただずーっと続く。
これ、いつまで続くの?終わるの・・・・?
ひたすらすごすぎて呆然としてしまいつつ、なんか感じたことない不安のような気分になった。
たぶん15分くらい続いたあと(この15分ずっと同じ音同じことしてたのがすごすぎ)、
歌ってんでさくっと終わり。
すんげーーーーーーーーー!!!!この曲演奏がすごいのは言うまでもないけど、17年前にすでにやっていて評価されていたことがすごい!すごすぎる!!!
んでめっちゃ控え目というか何事もなかったかのようにちょっとぺこっと頭下げたくらいで去っていったのもこれまたクールすぎ!
ほんとにすごい貴重なものを見せていただき聞かせていただきました。ありがとうございました。

終了後魂抜かれてしまったのか、深夜のマーキーで遊ぶ元気もなく「とりあえずお腹空いたから食事を」とIちゃんとワールドレストラン方面へ。
「何食べよっかなー」と歩いてたとき発見!!
そこにいるイケメンはジェ、ジェ、ジェ、ジェイソーーーーーーーーン!!!!!
いや、どーしよーーー!とテンパりながらも引き寄せられるようにスタッフと談笑するジェイソンの元へ歩み寄ってしまい、「エ、エクスキューズミー」と話しかけてしまった。
なんも考えてなかった。今考えると自分のすごい行動力に驚くばかり。
なにを話したかよく覚えてないけど、「私はあなたのファンです。今日ライブを見ました。最高でした。ありがとうございました。」とか頭に浮かんだので、めちゃくちゃな英語で伝えようとした気がします。すっごい簡単な言葉なのにとにかくあの時はわけもわからない状態だったのでほんまにひどすぎる英語だったはず。でもとにかく今日のライブのお礼が言いたかった。
私の英語が拙すぎておそらくジェイソンは((何言ってるかわからん・・・))と思ったはずなのに、
「うんうん」と聞いてくれていた気がする。たぶんなんとなく言いたいことはわかってくれたような顔をして「サンキュー」って言ってくれた。
んで、もごもごしてたらジェイソンが「photo?」って言ってくれたので「いいですか?」というと
「もちろん!いーよいーよ」と言ってくれた。
おいおいおい!わたしカメラ持ってないじゃん(大馬鹿&テンパりすぎ)!
しかし助かった!携帯があった!!Iちゃんに「お願い!撮って」と携帯を渡す。
もしあの時私がもう少し冷静だったらジェイソンの一人ショットを撮っていたのに、
2ショットで撮っていただいた。
写真大の大の大の苦手でよっぽどのことがないと写らない私が大好きなミュージシャンと写真を撮ったなんて、どんだけ私がまいまいしていたかわかるエピソードなんです。
地方人の悲しい宿命(涙)で月曜のサイン会と単独には行けないのわかっていたから、
「月曜行けないけど今日ほんとに楽しかった」と言った(つもり)ら、笑顔で「ありがとう」って言ってくれた。
もーーーーーーー大感激です。
直接ライブのお礼を伝えることができてほんとにほんとに大感激です。
そしてプライベートな時に声をかけてしまったにも関わらず、とても親切に対応してくださったMr.ジェントルマンこと、ジェイソン・フォークナー氏に心から感謝。

マイブラの興奮はどっかに飛んでいき(おい!)、メロメロのまんま激辛カレーを食べてホテルへと戻った。
そしてSちゃんyちゃんIちゃんと乙女トークに花を咲かせながら4時頃就寝。
なんかとってもラッキー尽くしな1日目でした☆☆☆
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by ms.paddington | 2008-08-14 00:33 | 音楽
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