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wig in a box

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Various Artists "wig in a box"



"Follow My Voice:with the music of Hedwig"予告編ロングバージョン

日本版映画『ヴォイス・オブ・ヘドウィグ』公式サイト

映画に興味を持たれ「レンタルしとみようかな・・」と思ったあなたにはこちら

昨年一時期、まったく音楽を聴かない時期があった。
なにもかもが耳も目も心も素通りしていて、今まで私を支えてきてくれた音楽さえも何も感じなかったらどうしよう・・・・と怖かった。
そして一か月半くらいすぎて、ようやく聴いたのが意外にもWilcoではなく"wig in a box"だったのです。
ヘタレな私はWilcoを聴く勇気がまだなかった。今でも特定の曲しか聴けないダメファンです。

この作品は映画のほうをメインに前に書きましたが、今日はCDのほうを。
ショーン・ペン主演の『Milk』も話題だしね。(詳しくはのちほど)
なんて言っても、、、、、うまくレコメンドなんてできないんだけど。。。
ただ、本当にすごくすごく魂のこもった素晴らしいレコードです。
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のトリビュート・アルバムであり、
NYCにあるThe Hetrick-Martin Instituteの活動の一環、The Harvey Milk Schoolを支援すべく収益の全てを寄付しているベネフィット・アルバムでもあります。
で、ここに名前が出てくる実在の人物、Harvey Milkを追った映画が『Milk』というわけで。
ルーファス・ウェインライトの"the origin of love"から始まり、ジョナサン・リッチマン版"the origin of love"で終わるという粋な構成も見事だし、同じ曲なのに全く違う曲みたい、でも熱いハートがどっちにも共通して感じられる。
ずっと大絶賛してたくせに白状すると、The Bensの"wivked little town"とシンディ・ローパー&マイナス5の"midnight radio"だけは映画のあの後半のシーンが好き過ぎて&トミー・ノーシスとヘドウィグの歌声と映像やら表情やらなにもかもマッチしすぎてて、今回のカバーもすんごいすんごい素晴らしくて大好きだけど、映画とは別モノ、って感じだった。
だけど、ここ3ヶ月くらいほとんど毎日のように聴いてたらベン・クウェラーにはトミーの、シンディにはヘドウィグの魂がこもっていて3人での1曲(正確には作者のスティーブン・トラスクを含めた4人)、だと感じるようになった。
それって、ものすごいことなんじゃないかと思う。
ただ単に「好きなこの曲をカバーします」という場合とは異なる曲。
もうこんだけ聴いてりゃ全曲レコメンできてもおかしくないのに、、、説明下手でごめんなさい。
大大大好きなブリーダーズの"the wicked little town/Hedwig ver."とかポリフォの”wig in a box"とかジョン・キャメロン・ミッチェル&スティーブン・トラスクの"Midford lake"とかとかとか!もーーーーーとにかくメンツも超豪華すぎだし音楽も素晴らしすぎだし、
一人でも多くの方にこのアルバムを聴いていただきたい!って、私なんかがおこがましいにもほどがある(怒)!というご意見はごもっともです。だけどそんくらい大好きを超えてる作品。
ちなみに、久しぶりに聴いた最初の出だしのギターから胸がぎゅーーーーーーーーー(激)と
掴まれるような痛くて悲しくて熱くなった。あの感覚は当分忘れないと思う。

オリジナルと劇中では歌詞が異なる部分もいくつかあり(歌詞カードはオリジナルと同じ)、どっちの訳が好きかは単に好みかと。
改めて聴いて好きになったのは、The Bensの"wicled little town"のトミーバーション。

But maybe there's nothing up in the sky but air.

And there's no mystical design,
no cosmic lover preassigned.
There's noting you can find that cannot be found.
-Stephen Trask "wicked little town Tommy ver.)


出だし思いっきり途中からですが、劇中では「きっと天空には空気しかないのさ」が、今作では「でも空の上にだって空気しかないのさ。」とされています。
そう。空の上にあの世とか神様や天使がいるなんて誰が証明できる?空の上には空気しかない。
まさに私への言葉だと感じた。
そして「神秘の構造など存在しない。運命で定められた宇宙の恋人もいない。
見つけられないものを探し当てるこうともできない。
(劇中訳より)
この言葉がオリジナルより今作のほうがいまの私にはすごく心の底から共感できる。
当のトミーの心境や言いたいこととは違うかもしれないけど、なんとなく救われる気持ちになります。

最後になりましたが、この企画をもんのすごいガッツとすさまじい行動力でやり遂げたプロデューサー、クリス・スルサレンコはのちに涙の解散を遂げたGuided by Voicesに最後のベースとして招かれた、までは映画でも触れられてましたが、解散後もあの2分間ポップの魔術師ロバート・ポラードと共にBoston Spaceshipsなるバンドで活動してます!どビックリしました!!!しかもアルバムもだしてる!!!!うがうぎゃーー!
マイスペ聴いた限りでもGbVを引き継ぐもう最高のロックンロール・ポップスを演ってます。
しかしロバートのあの元気はどっから湧いてくるのでしょう?ステキすぎです。
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by ms.paddington | 2009-02-14 21:45 | 音楽
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