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Wilco at Bonnaroo -on webcast

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今考えたらまるでBonnaroo行って来たみたいなタイトルだったので、
タイトルに"webcast"入れ直しました。
ネット中継で見た感想です。なのにこの長さ、暑苦しさです。
今回写真はJeffではなくNels師匠を拝借してみました。
なぜならアメリカの(たぶん)権威あるJAZZの賞にNelsのアルバムがノミネートされてるそうだから。
それと各誌BonnarooレビューでNels大絶賛されてるから。もちろんWilcoのライブも。
(詳しくはBonnarooHP,pressにありました。)

まだアーカイブがUPされていないようで、ヤキモキしてます。
私の探し方がまずくて実はもう見れたりするのかもしれないけど・・・。
早くまた見たい!!

で、Bonnarooでのshow。
一言で言うと、素晴らしかったです。
お前が言うな、と怒られますがでもWilcoの力量というか実力というか、
もうほんとにとんでもないバンドなんだな、って感じた。
"wilco film"のボーナスDVDとかyoutubeとか少しはライブ見てたし、
それはそれはすごいし、音源だけでもヤバいんだけど。
(色々見てね聞いてね買ってね)
マジックが起きた時のすごさとはまた違うすごさ。
トラブルが起きたとしても、かる~くさばいてどんっ!と持ってくすごさを見た気がした。

メンバー登場。
前3人がほぼ同時にギター&ベースを肩にかける。
んんん~かっこいい!
一曲目は"you are my face"うおぅ!と興奮する間に始まったら???ん?なんかおかしくない?
Jeffのキー高くね?いやかなり高いよ、どうしたんだ?!
メンバーも思ったらしくNelsとMikael半笑い。必死で笑いこらえてたんでしょう。
しかしJeffは間奏でしっかり立て直す。
そして何事もなかったかのようにうっとりさせてもらいました。
で、私的にかなり驚いたポイントの1つである、 "I am trying to break your heart"
まずこの曲はグレン・コッチェのドラミングがとんでもない。
そして曲が進むにつれて混沌とした世界へと広がっていく。
CDでもライブでもほんっとにすごくて大好きな曲。
もう大興奮でかぶりついて見てたら、突然Patちゃん(key)が何かをステージ袖に投げた!
すごいキレ顔で、一瞬弾くの止めてたように見えた。
なにが起きたのかわからないけど、すごい怒ってる。
もろもろの映像では大人しそうな人だと思ってたからびっくり。
で、メンバーも「どうした?!」みたいな顔でPatを見ながら演奏を続ける。
Jeffはずっと笑いながら「落ち着け」みたいな感じで(想像)
何度も声をかけて気遣っていた。
Wilcoのライブだってほとんど見てないから「え、大丈夫なの?いつものことなのかな」
ともうハラハラしちゃってましたが、そんな心配はご無用でした。
Jeffだけでなく、KotcheやJohnとか傍のみんなPatを気遣いながら
でも演奏はしっかり、どころかどんどん凄さ加速していった。
"war on war"でイントロなのにすぐJeffのアコギの弦がびよーんって切れてしまった!
Jeffも驚くが笑ってごまかしながら歌い始めた。(よくあることなんでしょう)
それを見て隣のNelsがすっごい心配な顔して「だいじょうぶか?」と伺う様子が
ものすごくいいオーラがでてた。
すぐ替えのアコギに交換できたけど、もし万が一すぐできないトラブルだったとしても
この人達ならきっと即興でアレンジできたんだろうな~、と思えるほど
上手いし息ぴったりだし6人のチームワークのよさが伝わってきた。
ってこないだも書いたか。
バンドってチームプレーなんだ、ってすごく感じた。

出だしはちょっとバタついた感じが見え隠れ(見えてもすぐ隠せるのがすごい)
したんだけど、こっから本領発揮。
"handshake drugs""impossible Germany"
のジャムりなんて「おおお!これがWilcoのライブだ!!」
と感動興奮ひとしきり。
ジャムジャムの中にNelsがガツンとギターほうり込み、曲を際立たせる。
それはライターさん大絶賛します。ノミネートされます。
現地で見てないのによくもここまで思い入れられるね、て自分でもちょっと引きます。
それでも書く。
毎度私がライブレポ、こまかーーく書いてるのは自分のためですから。
ふと読み返した時に感動を甦らせるため。
本物の日記でごめんなさいね。

で、私の愛しのJeffも最高にかっこよかったんです。
萌えまくりでした。
まずLondon公演時から髪切ってました。
ライブ中も何度も「今日のオーディエンスは素晴らしい!最高なフェスだ!」、
なようなこと言っていたし、レビューでもそう言ってた。と書かれてあった通り、
終始ニコニコしてて楽しそうだった。
"I am trying to break your heart"の「said hello」で右手を上げるのを超期待して
ましたが、この日は手はあげず(悔)。
でもその代わり1テンポ置いて(たぶん客にhello言わせたかったと推測)
「hello」って言った。その言い方に
"shake it off"で「shake it off」と歌うとこ1回飛ばしてしまう。
んでその後Johnと顔を見合わせて肩をすくめる姿。
ギターを下ろしてそのままマイクに向かう。
!!!キタかも!!その通り"hummingbird"
この1曲だけじゃないかもしれないけど、私が今知り得る唯一Jeffがギターなしで
歌う曲。もうスンゲースンゲーかわいいんです。
コチラで見れます。数年前の"letterman"での映像です。
手持ちぶさたなのが気になるのか、ひたすらマイクスタンドを掴み、
前に後ろに持ち運びながら歌う。
最後のとこではその場ステップス!!!
声にだしてしまいました。
この曲はメロディはハミングsongでかわいいんだけど、ポエムな歌詞でJeffワールド炸裂してて
とても好きな曲なんですが、もうかわいいが倍倍倍でした。

萌トーク止まらないくらいまだまだありました。
それもあって早くアーカイブ見たい!!
そんな話はこのくらいにして、ライブの終盤。
終盤はライブでお馴染みの曲ラッシュ。
"I'm the man who loves you"では
Kotcheとすっかり機嫌の直ったPatが立ちあがるパフォーマンスで始まった。
メンバーもどんどん乗ってきたのか動きが激しくなる。
"spiders"に至ってはサビと呼んでいいのかわからんが、
6人が一斉に音を上げるリフレインの箇所では、Nelsはぴょんぴょん飛び跳ねるし、
Johnも床をどんどん踏み付けるし、Patはまたしても立ちあがり頭ガンガン振り乱して
弾くし、Kocheはまっかっかな顔して叩きまくる(彼はいつもか)。
いつもこんな感じでエキサイトしてくんだー。
メンバーは冷静なんだけど出してる音楽はぶっ飛んでる、というのを
勝手に想像してましたが、本人達もぶっとんで演奏してたんですね。
ライブ盤やオフィシャル配信の音源の聞き方変わります。
最後のほうで一旦フェードアウトしてくとこ。
曲が終わったと思った客がわーわー拍手しだして、Jeffが「どーも」みたいにぺこりと
頭を下げたかと思うと、♪ジャッジャッジャジャ!と再度始めるとこなんて
ほんとに鳥肌立ちます。なにこの息ぴったり具合といいかっこよさといい最高。


ぶっ飛んだまま本編終了でした。
フェスだしアンコールないんだろうな、と思いつつ見てたら再登場。
メンバーみんな機嫌よさげでJeffは「ありがとう」って何度も言ってた。
よくJeffが言う「thanks for listening」が私はとても好きだ。
こちらのほうがありがとうだよ、そこにいなくっても充分すぎるほどに
Wilcoの音楽の素晴らしさ、Wilcoというバンドの大きさは届いています。
最高です。大好きです。


だらだらとした日記ですね。
「まったく!早くアメリカ行って見てこいよ!」とのお怒りの声が聞こえてきそうです。
行きたい。行きたい。
しかも今からUSAツアー始まるんですよね。
あーーー頭痛いとか言ってないでガツガツ働かなきゃ!!!!

[WILCO@Bonnaroo・setlist]

1,you are my face
2,side with the seeds
3,I am trying to break your heart
4,handshake drugs
5,a shot in arm
6.via Chicago
7,impossible Germany
8,sky blue sky
9.shake it off
10.war on war
11.jesus,etc.
12.walken
13.I'm the man who loves you
14.hummingbird
15.spiders(kidsmoke)

encore
16.the late greats
17.heavy metal drummer


Bonnaroo HP photo "sunday"クリック。ちなみに"saturday"に驚愕のリップスワールドが!
これ見たらめちゃめちゃカットされてた放送だったことに私ショックでした・・・


最後になりましたが!!

Happy Birthday to Patrick Sansone!!!!
意外と見た目よりも気性の激しいPatちゃん。楽器持つと人変わっちゃうタイプ?
Wilco,Autumn DiffenceDefence(です!ごめんなさい・・・John&Pat。出直します。)
と多忙な1年になるかと思うけど、
その素晴らしい仲間とレコードをひっさげて頑張ってください。
んでもし気が向いたら日本にも来てもらえたりしたら嬉しいです。
どうか幸多き1年になりますように!
Wilco at Bonnaroo -on webcast_d0021094_0103620.jpg

by ms.paddington | 2007-06-22 00:20 | Wilco
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