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I Am Trying To Break Your Heart

d0021094_2161938.jpg 『I Am Trying To Break Your Heart』

「なにかあったら」という訳じゃないけど、たまに見たくなる。ものすごく大切な作品。
今やWilcoを代表する作品のひとつであり、セールス面でも大成功を収めた4thアルバム"yankee hotel foxtrot"。
レコーディング風景や曲が出来上がっていく過程、そしてバンドの中心的なソングライター、ジェフとジェイの歯車がかみ合わなくなっていくバンド内の不穏な空気を克明に映し出す。
またこの大傑作が完成しようという時に、3rdの段階から対立し始めていたレーベルから契約を打ち切られる。
曲創り、レコーディング、メンバー間の確執、契約打ち切り、がむしゃらにライブを行いステージに立つ、そして新レーベルとの契約。
かなりピリピリしたドキュメンタリー。
だけど、というかだからと言うべきか、この映画を見ると本当に本当に力をもらえる。
ただひたすら目の前にあることに全力を注ぐジェフの姿にぐっとくるし、どんなにしんどくても突き落されても、自分に誠実であることを大切にする勇気をもらえる。
ステージに立つジェフの顔がどんどん変わるのもファンとしては見逃せない。
(それにお父さんの顔なジェフもステキな奥さまもラブリーすぎるおこちゃまも)
"misunderstood"で悲鳴に近いような「ナッシン!」リピートは痛々しくって、
何回見てもこのジェフにだけは心が慣れない。
でもこの時があったから、この時のギリギリな「ナッシン!」があったから、いまのWILCOも"a ghost is born"も"sky blue sky"もある。
ステージにあがってるジェフの大半の顔は生き生きとしてる。
レコードだせなくっても目の前にいるファンは何にも変わらずに(おそらくより一層)応援して一緒に歌ってる。

私はその後を知ってるから、揉めてる時も苦悩してる時も「過去」という視点でしか見れない。
でも画面の中で怒ったり悩んだりしてるジェフやメンバーは「今」を生きてる。
今があるのは過去があるから。
未来があるとしたら、それは今があるから。
目の前のことを大切に生きたい。少しでもジェフみたいに。

すみません、ほんとはもっともっとたくさん深くて濃い内容があるんですが、今うまくまとめて書けないです。
ライブの映像やレコーディングの様子もたくさん(というか大半)だし、それだけでもほんとすごいです。
youtubeにも結構あがってるみたいで、私が好きな曲&シーンの"poor places"はyoutubeで見てまたぐっときてしまった。
"I'm always in love"のリハの映像もロックしてて(byジェイ)最高だし。
あと、タイトル先のリンクはレンタル商品なんですが(日本盤廃番なもんで!!)、US盤についてるおまけDVDのライブ映像(ジェフソロもあり!)や本編未収録シーンなどの映像もかなりゴージャスな内容なのです!
こっちのは"radio cure"などなどなど。

またWILCOに会いたくなってしまいました。
欲張りなのはわかってるけど。
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by ms.paddington | 2008-01-07 03:37 | Wilco
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